根管治療について
抜かずに済むかもしれない
その歯を守る治療
強い痛みや違和感がある歯でも、抜かずに残せる可能性があるのが「根管治療(歯の神経の治療)」です。当院では、長久手エリアの皆さんに安心して受けていただけるよう、丁寧で精密な根管治療を心がけています。再発のリスクを抑えながら、できるだけ歯を長く保つ治療をご提供しています。「歯を残したい」とお考えのかたは、ぜひご相談ください。
こんな場合はご相談ください
- 歯がズキズキ痛む
- 歯の根の治療が終わらない
- 噛むと痛い
- 歯ぐきが腫れて膿が出る
- 歯の神経を抜くと言われた
- 根管治療しても治らない
- 神経を取った歯が痛む
- 歯を抜かずに治したい
当院の根管治療
できるだけ少ない回数で
歯を残す根管治療
当院では、大臼歯の根管治療を原則3回以内で終えられるよう計画的に進めています。根管治療が長引く原因の多くは、初回処置の不備や感染の取り残しです。初回から丁寧かつ的確な処置を行うことで、再発リスクを抑え、通院回数も抑えることが可能です。時間や体への負担を軽減しながら、歯をしっかり残す治療を目指しています。
なんで、当院の
根管治療治療期間が短いの?
時間の確保
当院では1回の治療時間(チェアタイム)を約40分確保し、必要な処置をその日のうちにしっかり進められる体制を整えています。治療の中断や持ち越しを減らすことで、再感染のリスクを抑え、通院回数の少ない効率的な根管治療を実現しています。
治療計画
治療期間の短縮には、治療計画の立案が重要です。当院では早期の根管充填を目指し、仮封の回数をできるだけ減らすことで、唾液による感染リスクも軽減しています。通院ごとに確実に進めることで、スムーズな治療完了を目指します。
治療技術
ニッケルチタンファイルを用いた効率的な根管拡大や、治療工程のルーティン化、補助スタッフの高い対応力などにより、短期間で精度の高い治療が可能です。従来3回かかっていた処置も、症例によっては2回で完了するようになっています。
精度を上げるための設備

歯科用CT
歯の根の形状や感染の広がりを立体的に確認できる歯科用CTを導入しています。従来のレントゲンでは見えにくい部分も正確に把握できるため、根管の分岐や病巣の位置を詳細に把握したうえで、より適切な治療計画を立てることができます。診断の精度を高め、再治療のリスクを減らすために欠かせない設備です。

マイクロスコープ
歯の根の中は非常に細く、暗く、複雑な構造をしています。マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することで、肉眼では見えない細部までしっかりと確認しながら治療を進めることができます。感染源の取り残しを防ぎ、治療の精度と成功率の向上に大きく貢献します。

ラバーダム防湿
治療中の歯に唾液や細菌が入り込むのを防ぐため、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートで患部を隔離します。根管内を清潔に保ちながら治療を進められるため、再感染や合併症のリスクを大きく減らすことができます。安全かつ確実な治療には欠かせない工程です。

ニッケルチタンファイル
柔軟性と強度を兼ね備えたニッケルチタン製のファイルを使用することで、複雑な湾曲のある根管でもスムーズに拡大処置を行うことができます。従来のステンレス製器具よりも歯にかかる負担が少なく、治療時間の短縮と高い精度の両立が可能です。

根管拡大装置(AIモーター)
根管内の感染部分を除去しやすくするため、専用の根管拡大装置を導入しています。手作業よりも一定の力で効率的に根管を広げることができるため、歯の内部を均一に整えることが可能です。これにより、後の薬剤の充填がより正確に行えるようになり、治療の成功率向上にもつながります。
